職員インタビュー
Interview
せいひ会なら利用者さん一人ひとりと向き合いながらケアができる
看護師
大宅 昂輝
利用者さんが生き生きと自分の生活をしている。
そのサポートをしたいと思い入社を決意。
まずは入社の経緯についてお伺いします。
大宅さんはせいひ会に入社して今年で何年目になりますか。
せいひ会に入社して現在2年目になります。
以前は佐世保市にある手術等を扱っている急性期病院の整形外科と抗原病内科の病棟で4年間、そのあとの半年はお腹や肺の手術をする外科病棟にいました。
せいひ会を選んだ経緯を教えていただけますか。
学校を卒業して急性期病院で働き始めたんですが、整形外科と聞くと若い患者さんをイメージされる方も多いんですけど実際には高齢者の患者さんも多いんですよ。私は昔からお年寄りと接するのが好きだったんですけど、看護学校時代にも介護施設に老年実習に行った時にすごく楽しかった思い出があって、怪我が治って退院した後も自分が看たいなと思って転職を決めました。
都会を一回離れてみたいなって思いもあって、病院が近くにないような地域の施設を調べていたらせいひ会のホームページにたどり着きました。建物自体の存在は知っていたんですが、その建物が老健施設というのは知りませんでした。
その後、実際に面接を受けた時に部長がとても親身に話を聞いてくれたんですよね。
すぐそこの会議室で面接を受けていたんですが、ここにいる高齢者さんたちがとても生き生きしててせいひ会ってこんな感じなんだと思いました。
やっぱり病院は治療する場だから、利用者さんは病気や怪我をしている人たちですけど、ここの利用者さんたちは怪我は治ってる。疾患を持っている方もいっぱいいらっしゃいますけど、せいひ会では生き生きと自分の生活をされてるイメージを持ちました。

介護施設の看護師として、全員の服薬管理や体調をチェック
現在の仕事について教えてください。
主に急変しないための観察を担当しています。利用者さんが最大90名いるんですが、全ての利用者さんの服薬管理と全身の健康状態をチェックしています。看護師は私含めて10名、介護士が30名体制で働いています。
皆さん話しやすくて職場の雰囲気はとても良いです。以前の職場では20〜50代の方が大半でしたが、せいひ会はもっと年上の方もいらっしゃいますので、色々な話が聞けて楽しいです。
看護師にとって、介護施設で働くのは、どういう点が魅力的ですか?
看護する対象が急性期病院とは違って介護施設の利用者さんの多くは介護保険を持ってるお年寄りが入居されます。
利用者さんの大半が介助が必要な方や、なかには認知症の方もいらっしゃるので大変な面もありますが、認知症の利用者さんから名前を覚えてもらった時には自分の存在を認識してくれていたんだなと思えて嬉しいですね。

多くの利用者さんを看るけれど、一人ひとりと向き合うことができる
この1年間で苦労したことや失敗したことはありますか?
以前の職場でも夜勤はありましたが看護師3人で45人を担当していたので今とは担当する人数が全然違いますね。今は夜勤だと施設の利用者さん全員を見ないといけないので、介護職員さんが2名と看護師が1名の3名体制で90名の利用者さんを看ます。
前の病院だったら看護師が3名体制だったのでお互いに相談もできるし電話をすれば先生もすぐ来てくれる環境だったけど、今は自分が観察したことを先生に伝えて先生から指示を受けたことを実際に1人でしないといけないので大変ですね。
また、利用者さんが多いので最初の頃は利用者さんの名前や年齢とか、その人の持っている疾患を全然覚えられなくて、どこを観察していいか分からず苦労しました。
だけど、せいひ会では利用者さんの生活に寄り添いながら看護を行うので、一人ひとりとしっかり向き合うことができます。

今までの看護のスキルを活かして、
終末期ケア専門士の資格を取りたい
これからの目標やチャレンジしてみたいことはありますか?
せいひ会では現在、見取りにも力を入れていこうとしています。前の病院でも見取りの方もいっぱいいらっしゃったので自分の経験やスキルを活かせるかなと思い終末期ケア専門士という資格取得に向けて受験を考えています。
就職を検討されている方にメッセージ
せいひ会で看護師として働きたい方は、看護学校を卒業すれば働くことができます。病院に勤めた経験のある看護師さんもたくさんいて指導もしてくれるので安心です。また子育てで一度現場を離れた主婦の方や、定年退職の後に働き始めた方も多くいらっしゃいます。
急性期の病院が疲れたという方や一人ひとりと向き合いながら看護をやりたいという方にとってせいひ会は魅力的だと思います。